選挙とチェコとお猪口と物々交換

今日、投票所(第47回衆議院議員総選挙)に向かう途中にで「チェコスロバキア製のお猪口」が売られていた。お店の人に聴くと「サケ(酒)用」にあえて作られた物だそう。サケ(日本酒)は世界での市場を着実につかみつつある。

昨日の藻谷さんの話では、日本はたくさんのワインをフランスから購入(輸入)しているが、その多くはフランスの“里山(田舎)”で生産されたものだそうだ。日本の田舎ももっともっとがんばろうぜ。日本の酒を世界中で呑んでもらうのだ。

藻谷さんの話でもうひとつ。「物々交換」がコミュニケーションを促進させるという話も興味深かった。販売(金とモノとの交換)では会話が生まれにくい。「物々交換」では自然とコミュニケーションせざるを得ず、それが孤立を解消させると。

そう言えば、先日、パソコンの具合を診たお礼にと、俺は「獺祭」を1瓶いただいたのだった。酒を買おうと思っていたところだったので渡りに船。とても得した気分になった。いいよね、「物々交換」。

先週の「ふれあい酒田」で知り合った先輩も「遊佐では物々交換で(相当量)暮らしていける。将来は(遊佐)で農家をして暮らしたい」と言ってたっけなぁ。

終日内勤仕事をこなして、夜はお好み焼き。有難いことだが、連日連夜の呑み会。家族揃ってのんびり夕飯を喰う機会が(有難い事なのだが)今月は少ない。その分、朝ご飯を楽しく一緒に食べてはいるが。

お好み焼きの写真をインスタに上げて、チェコのお猪口も。と思ったら、写真にうるさいかみさんが何カットも何カットも何カットも撮るもんで、んもう…。家族団らんに調子づいて、お好み焼きを食べすぎてしまったし…んもう。選挙結果にも、んもう!んもう×んもう、で、んもう寝る!

★マーケティングの視点★
議会制民主主義を俺は受け入れます。議会制民主主義における今回の選挙における結果も甘受します。でもいいだろうか、今回の結果が日本を左右するんだ。今夜選ばれた与党が日本の政治の舵を、世界に対峙する日本の進路の舵を取ることになるんだ。

沖縄では、辺野古移設を容認した自民前職4人全員が小選挙区で辺野古移設反対を訴えた非自民候補に敗れた。

均衡を欠いた日本の政治のバランスが、どこに向かうか、眼を背けずに見届けよう。安倍政権の圧倒的勝利が何を生み出すのか、何をもたらすのか、何をもたらさないのか。眼を背けずに見届けよう。ばっかり禁止!アンバランス禁止!

あぁ、今夜のは「マーケティングの視点」じゃない。政治的視点になってしまった。