八起寄席@相模大野・焼肉八起

八起寄席@相模大野・焼肉八起

立川春太郎:「道具屋」
瀧川鯉橋:「犬の目」
柳家喜多八:「鰻の幇間」
-仲入り-
瀧川鯉橋「甲府ぃ」


立川春太郎さんは談春師の四番弟子で、今夜が初講座(と聞こえた?)らしい。

鯉橋さん一席目は「犬の目」。なぜ、この噺なのかなぁと思いながら聞いてた。焼肉屋さん(食べ物屋さん)にはどうなんだろうと思ったので。

喜多八師匠。病気なのか?夏痩せなのか?とにかく、日に焼けたのか、痩せたのか。顔色が気になりました。高座の中身は元気いっぱい、師の十八番の「鰻の幇間」。一之輔師が「鰻の幇間」を教わったのが喜多八師匠。喜多八師匠のこの噺、大好きなので嬉しかった。

鯉昇一門会で聴いて以来、もう一度聴きたいと狙っていた瀧川鯉橋さん目当てで参加したと言っても過言ではなかったので、鯉橋さんの「甲府ぃ」は満足。この手の噺がぴったりな気がした。もっとゆっくり話しても良かったなぁと感じました。もっと間を取ってゆっくりやってくれると雰囲気高まって良かったかなぁと。ただ、店内暑かったからなぁ。それも影響したかも。

 

褒めすぎだろうけど、頭が同じ角刈りだからなのかもしれないけど、柳亭市馬師匠になれるくらいのポテンシャルを感じているのです、鯉橋さん。鯉昇一門の中では、鯉昇師匠はもちろん、鯉橋さん、鯉八さん、鯉津さんが好きです。

最後にもう一席、喜多八師匠がやってくれるとばかり思っていたので、それはちょっと残念でした。あと木戸銭1,000円で有難いんだけど、往復交通費が同じくらい掛るという。ちょっと離れているとこいういう費用も考えておかないとね。

なお、この「八起寄席」では「四派」の落語家さんからそれぞれ一人ずつ幹事さんになってもらっているんだそう。「落語協会:柳家喜多八師匠」、「落語芸術協会:春風亭鯉昇師匠」、「円楽一門会:三遊亭喜八楽師匠」、「落語立川流:立川談之助師匠」。この四人の幹事さんのうち、前回、鯉昇師(芸協)は卒業して鯉橋さんに。落語協会は喜多八師が今回卒業して次回から文菊師に代替わりするんだそうだ。

となると、次回は文菊・鯉橋になるのかな。それはそれで聴いてみたい気持ちが満々です。