新井薬師の「柾(まさき)」

食べることと呑む事が大好きな先輩(食通と書くと違う!って言われるので)に連れて来られたのは、新井薬師。

 

美味しい定食屋っていうので、くたびれたおばちゃんが出てきて、お袋の味を堪能。と思っていたらば、全然違っていた。

 

ビートたけしとニートたけし、野口五郎と野ロ(のろ)五郎。このくらい違っていた。

 

旬菜美酒 柾 (まさき)」。

 

旬の味と料理と料理方法に、て~~~~~ってい的にこだわっている、こだわりが白衣を着て坊主頭にして、眼をくりくりさせて、舌鋒鋭くずばずばモノ感じの店主は勝新似の真崎さん。

 

広くいろいろなお店(特に高級店)を知っているわけではありませんが、ここまで、真剣に味に対峙している料理人には初めてお目にかかりました。テレビの中だけじゃなく、本当に居るんですね。こんな人。

 

暖簾をくぐった瞬間は、「うわ、なにこの緊張感バリバリのお店は…」と、胃と身がきゅぅぅぅぅっと引き締まる想い(まさに、まな板の上の真子鰈!)だったのですが、うれしくなっちゃって、いっぱいしゃべって、いっぱい笑って、鱈腹(鱈にはまだ早い季節ですが)味わって帰ってきました。

 

問題は…誰を連れて行くべきかってところかな。みんな教えたがらないのがわかります。でも、俺はこうしてブログに書いちゃいますけどね~~~